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bohemia日記

おうちハックとか画像処理、DeepLearningなど

IFTTTの位置情報を利用したレシピのあれこれ

おうちハック

位置情報をトリガーとしたレシピ

IFTTTには、スマートフォンの位置情報をトリガーとしてレシピを作ることができます。 例えば、以下のようなトリガーが考えられます。

  • 自宅の半径300mに入ったとき
  • 最寄駅の半径50mに入った時
  • 勤務先の半径500mから出た時

設定の方法も非常に簡単で、マップをスワイプしたりして、監視したい領域を円の中に収めるだけです。

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この円の中に入った時、出たときといったトリガーを設定できます。 入ったときというトリガーは、スマホの位置情報が領域外だったものが、領域内の位置情報に変化したという状態変化を監視しているものと考えられます。

位置情報トリガーのレシピの例として、自宅の半径500mに入ったら家の照明をつける、というものが考えられます。

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これを設定すると、夜自宅に帰ってくるときにいつも明るい状態になるので、「電気のスイッチどこだ・・」と暗い中を探し回らなくてすみます。また帰ってきて家が明るいというのもなかなかほっとします。 そのほかにも、寒い季節や暑い季節などは帰る前に自動でエアコンをつけ、帰宅時に快適な温度にしておくことなども可能です。

就寝中に突然照明がつく!

しかしながらこのレシピを設定すると、寝ている真夜中に突然照明がついてしまうことがあります。 レシピの発動履歴を確認してみると、このレシピが原因だとわかります。

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朝の4時や起床前の6時といった時間になぜか範囲内に入ったとされています。もちろんずっと家にいました。 就寝中に照明が付くと、人は明るくなったことを無意識に感じ取って起きてしまいます。睡眠のリズムが狂ってしまい、正直ストレスが溜まります。なんのためにおうちハックをしているのか分からなくなってしまいます。

これはスマホの位置情報計測がおかしくなってしまっていることが原因だと考えられます。

スマホの位置情報精度について

スマホの位置情報の計測の方法には、様々な手法が使われています。 最も分かりやすいのは、GPSでしょう。複数の人工衛星から送信される電波を受信・解析して、自分がどの位置にいるのか計算します。 これだけではなく、モバイルネットワークの基地情報から位置を特定したり、接続されているWifi、BlueToothから測位する方法があります。 これら複数の情報から、より正確な位置情報を計測することが可能になっています。

Androidの場合、位置情報の計測モードが複数あり、自分で選択することができます。 f:id:bohemian916:20151108155815p:plain:w400

高精度の場合、GPS, Wifi, BlueTooth, モバイルネットワーク全ての情報を用います。 しかしながら全てを用いるとバッテリー消費が激しくなるため、GPSを使わないバッテリー節約モードがあります。 また、通信がない状態でもGPSだけで計測するモードもあります。

iOSの場合は、初めから全て使う設定になっており、モードの変更はできない模様です。

不幸な事態を避けるためにやること

これらを踏まえて、位置情報の精度をできるだけ高くなるよう設定しましょう。 Androidの場合は、高精度モードにしましょう。

しかしそれだけでは、高精度な位置情報計測は実現しません。 Wifi, BlueToothといった通信設定を常時ONにしないと、位置情報計算に使えず、精度が落ちてしまいます。 少なくともWifiは常にONにしましょう。 バッテリー消費の増加は免れませんが、就寝中に電気ついて起こされるよりはマシです。

WifiをONにすることで、帰ってきたら自動的に自宅のWifiにつながることになり、位置情報はかなり正確になります。 少なくとも、在宅時における位置飛びやGPS信号受信不可による位置情報ロストがなくなるはずです。

バッテリーが一番のネック

この設定で、夜中に起こされるといったことはなくなりますが、その代わりに外出時のスマホのバッテリー消費が大きくなります。 ここで問題なのは、スマホのバッテリーが切れると、位置情報の取得が全くできなくなり、設定していたアクションが何も起きなくなくことです。

結局自分で電気をつける羽目になります。Hueなどの照明機器はスマホから操作できますが、バッテリーが切れていたら何もできません。なので手動でつけます。いざ自動で照明が付く暮らしに慣れると、想定していたアクションが起こらないだけでストレスになります。

こうした背景から、位置情報を使っておうちハックする際には、バッテリー容量の十分大きいスマホを買いましょう。またモバイルバッテリーなどを携帯し、バッテリー切れには十分注意しましょう。